2012年4月22日日曜日
世界平和連合三重第2連合「春の集い」で講演
連合の議長さんからご依頼があって、4月21日、ジェフリーすずかで開催された世界平和連合三重第2連合の春の集いで講演してきました。
「これからの社会と女性の生き方」というテーマでお話してきました。
少し驚いたのは、女性会員の方々がお集りと思い込んで原稿を用意してきたのに
会員でない男性の方々がかなり参加しておられ、びっくりしました。
会員でない人が多かったのでその方々には、「これからの社会と私たちの生き方」
と読み替えていただくことにしてお話を始めました。御蔭さまで集まった方々は、慣れないパソコンを使いながら苦戦する私の話を熱心に聴いてくださいました。
<講話の概要>
国際化、グローバル化が進む日本社会
インターネットの普及で瞬時にして情報が世界を駆け巡る
ヤフーで「水井塾」を検索していただくと世界中の人に私のブログを見ていただける
市内に住んでおられるブラジルやペルーの日系の方々や留学生もメールを使えば
故郷の家族に自分の生活の様子を動画や写真、文書で一瞬にして届けることもできる。
最近は、観光で日本を訪れる中国や韓国の方々が増えてきていること。
文化・学術関係、留学等で訪日する人々も増えていること。
産業面でも日本企業の海外進出は年々増加していること。
経済産業省の海外事業活動基本調査では、現地法人企業数は1999年に13939社であったのが、2009年には18201社と1.3倍に増えていること。
それに伴って日本人の海外における勤務や生活の機会が広がっており、今後もこういった傾向は一層拡大していくことが予測されること。
このようにさまざまな面でグローバル化する中で日本は常に世界の国々の影響を受けながら3.11の災害からの復旧・復興に向けて総力を挙げて頑張っていること。
ただ、現実は衆参のねじれで政治基盤が不安定なうえに、少子高齢化、超円高、
デフレ、財源不足、原発問題等さまざまな難題を抱えており、大変な状況であり、
このままではグローバルな世界経済の中でやがて日本は沈没するのではないかと心配する向きもあること。
昨年の8月28日には、米国のムーディズが日本の国債を3番目から4番目に格下げしたこと。その後、ヨーロッパの経済状況が悪化し、年明けからの日本の経済も
大変な状況で今後ますます国内の企業は海外に出ていくことが増え、グローバル化が一層進んでいくこと。
こういった状況を踏まえて、今日は、世界の人口問題とそれに取り組んだ人たちの生き方から学んでいこう。
つい先ごろ国際連合が世界の人口が70億を超えたという発表をしたが、現在、世界では毎年、1億3000万人の人が生まれている。毎年6000万人が亡くなっているので、毎年7000万人づつ増えていることになる。
FAO(国際食料農業機構)によると2050年には世界の人口が34%増え91億人
になると予測しており、「2050年の世界をだれが養うか」というタイトルで調査研究がされていること。実際、2050年に必要な食料は、経済成長を考えると現在より
60%増の食糧が必要で、今後食糧不足というか、食糧保障が大きな課題になってくると心配されている。
特に経済成長を伴わないアフリカの急激な人口増は食糧不足から来る森林伐採などの環境破壊が大きな問題となっており、人口増加問題は深刻な食糧問題、環境問題となっている。
この深刻な世界的な問題に取り組んだ女性がいる。
そのうちの一人がワンガリーマータイさんという人である。
マータイさんはケニア出身でかけがえのないこの地球を大切にしようと人々の心に平和の種をまき続け、環境保全に尽力したが、それだけでなく、アフリカの女性の権利向上にも貢献した。そのことが認められ後にノーベル平和賞を受賞されている。
マータイさんは、1940年にケニアの農家で生まれ、幼少期から畑仕事をしたり、弟や妹の世話をしてよく母を助けた。母の理解で学校にも行け、11歳でカソリックの学校に入り、この時入信している。1960年には、留学生としてアメリカにわたる。アメリカで生物学を学び母国に帰った時、近所の母親たちが炊事のまきがなく、子どもにご飯を作ってあげられない母親たちを見て自宅の裏庭に7本の木を植える。これが世界に広がる植樹活動の始まりであった。
彼女は、その後1977年に非政府組織「グリーンベルト運動」を設立し、植林を始めた。
国土の10%を森林にしようと砂漠化した土地に木を一本一本植え続ける活動には
多くの貧しいイ女性たちも参加し、やがて運動はアフリカ全土に広がっていく。
アフリカで民族運動が絶えない背景には、人口増に伴う森林資源の枯渇や水や土地などの資源をめぐる争いがあることから、マータイさんは部族間の対立をなくすためにも植樹を進めようとした。そして植樹活動に参加する女性たちを見て
「女性たちは木を植えるたびに、平和の種をまいている。」と女性たちの行動を称賛した。彼女の「環境保護を平和と民主主義、女性の人権問題とつなげてとらえるまなざしには学ぶ点が多い。
2005年に
毎日新聞の招きで来日しているが、その時、「もったいない」という日本語に感銘し、この言葉を世界に広めようと決意する。
そして演説で「もったいない」は
消費削減(リデュース)
再利用(リユース)
資源再利用(リサイクル)
修理(リペア)
の4つのRにつながるとし、「限りある資源を有効に使い、みんなで公平に分担すべきだ。そうすれば資源をめぐる争い、戦争は起きない」と訴え、その後、「もったいない」は国際語となる。
マータイさんは、大量生産、大量消費に慣れた私たちが忘れかけていた日本の伝統的な「ものを大切にする」価値観の大切さに気付かせてくれた。
親日家で知られ、3・11の震災後も日本にエールを送ってくださったマータイさんも
昨年9月25日に71歳で亡くなられた。
亡くなるまで希望と勇気を失わなかったマータイさんは、「私たちには、住んでいるこの世界を良くするために、できることが何かある。」
という素晴らしい言葉を残している。
今日は、皆さんとこの言葉を心に留めておきましょう。
ところでケニアの人口問題といえばもう一人皆さんに紹介したい人がいます。
それは、岸田袈裟さんというお方です。
岸田さんはかまどを使って多くの子供たちの命を救い、ケニアの人口問題に貢献している。
1991年にケニアにわたり、その後30年以上にわたり住民の衛星や健康面での
生活改善に尽くした。当時、ケニアの首都ナイロビから西へ400キロ離れた赤道直下のエンザロ村では、乳幼児が下痢やマラリヤで次々に死亡するため、母親は8人以上の子供を産むのが当たり前であった。岸田さんは、「子どもが死なないようにしなければ出生率は下がらないと考え、感染予防のために、故郷の岩手県遠野市で使われていた「かまど」を活用することを思いついたのです。
電気も水道もない村で「かまど」は水を熱湯消毒できることから、感染症や乳幼児死亡率を劇的に低下させることができた。子どもを失う不安から解放された親たちの間にやがて「かぞくけいかく」の考えが浸透し、子どもの数は一家庭3~5人に減少したということです。「かまど」がエンザロ村に拡がるには3カ月ぐらいかかったが、2003年にはケニア各地に拡がり、約10万世帯以上に「かまど」が設置され数100万人の人々が救われたということです。
岸田さんは、大学で学ばれた食物学科での知識や経験を生かして「台所からものを見て、どうしたら善くすることができるかを考えます。」と言っている。
困っている人への援助には、新しい施設やお金も必要だが、岸田さんのように、
人々が本当に困っていることや苦しんでいることを自分の目でよく見て、そのうえで自分に何ができるかよく考え、工夫や改善につないでいく生き方は、マータイさんの
「私たちには皆、住んでいるこの世界を良くするためにできることが何かある」という
考えと重なり、どうしても皆さんに知っていただきたかったので紹介しました。
マータイさんと岸田さんの生き方から何を学び、それをどう生かすかは、強酸化されたお一人お一人がご自身で探し求め、実践していただくことですが、私は私たちの日常生活で、水や食べ物、電灯など、エネルギーを大切にすることから、小さな取り組みから世界の人口増加問題や環境問題に貢献できると考えております。
私たち一人一人が自分のできることから「もったいない」精神で取り組んでいくことが大切かと考えています。
世界平和女性連合の皆さんは、日ごろの活動を通して世界の平和のために運動しておられると思いますが、今一度、家庭や地域の中で、女性として、母親として
地域の人間として家庭や地域の子供たちの育成に努めていただければありがたいと考えております。
この後、「ハチドリのひとしずく運動」のお話や、多文化共生の街づくりについてお話して終わる。時間がなかったこと、パワーポイントがうまく動かなかったので少し苦労した。参加者に申し訳なかった。
参考資料・・・月刊ハーストーロリー、ウィキペディア等、
「これからの社会と女性の生き方」というテーマでお話してきました。
少し驚いたのは、女性会員の方々がお集りと思い込んで原稿を用意してきたのに
会員でない男性の方々がかなり参加しておられ、びっくりしました。
会員でない人が多かったのでその方々には、「これからの社会と私たちの生き方」
と読み替えていただくことにしてお話を始めました。御蔭さまで集まった方々は、慣れないパソコンを使いながら苦戦する私の話を熱心に聴いてくださいました。
<講話の概要>
国際化、グローバル化が進む日本社会
インターネットの普及で瞬時にして情報が世界を駆け巡る
ヤフーで「水井塾」を検索していただくと世界中の人に私のブログを見ていただける
市内に住んでおられるブラジルやペルーの日系の方々や留学生もメールを使えば
故郷の家族に自分の生活の様子を動画や写真、文書で一瞬にして届けることもできる。
最近は、観光で日本を訪れる中国や韓国の方々が増えてきていること。
文化・学術関係、留学等で訪日する人々も増えていること。
産業面でも日本企業の海外進出は年々増加していること。
経済産業省の海外事業活動基本調査では、現地法人企業数は1999年に13939社であったのが、2009年には18201社と1.3倍に増えていること。
それに伴って日本人の海外における勤務や生活の機会が広がっており、今後もこういった傾向は一層拡大していくことが予測されること。
このようにさまざまな面でグローバル化する中で日本は常に世界の国々の影響を受けながら3.11の災害からの復旧・復興に向けて総力を挙げて頑張っていること。
ただ、現実は衆参のねじれで政治基盤が不安定なうえに、少子高齢化、超円高、
デフレ、財源不足、原発問題等さまざまな難題を抱えており、大変な状況であり、
このままではグローバルな世界経済の中でやがて日本は沈没するのではないかと心配する向きもあること。
昨年の8月28日には、米国のムーディズが日本の国債を3番目から4番目に格下げしたこと。その後、ヨーロッパの経済状況が悪化し、年明けからの日本の経済も
大変な状況で今後ますます国内の企業は海外に出ていくことが増え、グローバル化が一層進んでいくこと。
こういった状況を踏まえて、今日は、世界の人口問題とそれに取り組んだ人たちの生き方から学んでいこう。
つい先ごろ国際連合が世界の人口が70億を超えたという発表をしたが、現在、世界では毎年、1億3000万人の人が生まれている。毎年6000万人が亡くなっているので、毎年7000万人づつ増えていることになる。
FAO(国際食料農業機構)によると2050年には世界の人口が34%増え91億人
になると予測しており、「2050年の世界をだれが養うか」というタイトルで調査研究がされていること。実際、2050年に必要な食料は、経済成長を考えると現在より
60%増の食糧が必要で、今後食糧不足というか、食糧保障が大きな課題になってくると心配されている。
特に経済成長を伴わないアフリカの急激な人口増は食糧不足から来る森林伐採などの環境破壊が大きな問題となっており、人口増加問題は深刻な食糧問題、環境問題となっている。
この深刻な世界的な問題に取り組んだ女性がいる。
そのうちの一人がワンガリーマータイさんという人である。
マータイさんはケニア出身でかけがえのないこの地球を大切にしようと人々の心に平和の種をまき続け、環境保全に尽力したが、それだけでなく、アフリカの女性の権利向上にも貢献した。そのことが認められ後にノーベル平和賞を受賞されている。
マータイさんは、1940年にケニアの農家で生まれ、幼少期から畑仕事をしたり、弟や妹の世話をしてよく母を助けた。母の理解で学校にも行け、11歳でカソリックの学校に入り、この時入信している。1960年には、留学生としてアメリカにわたる。アメリカで生物学を学び母国に帰った時、近所の母親たちが炊事のまきがなく、子どもにご飯を作ってあげられない母親たちを見て自宅の裏庭に7本の木を植える。これが世界に広がる植樹活動の始まりであった。
彼女は、その後1977年に非政府組織「グリーンベルト運動」を設立し、植林を始めた。
国土の10%を森林にしようと砂漠化した土地に木を一本一本植え続ける活動には
多くの貧しいイ女性たちも参加し、やがて運動はアフリカ全土に広がっていく。
アフリカで民族運動が絶えない背景には、人口増に伴う森林資源の枯渇や水や土地などの資源をめぐる争いがあることから、マータイさんは部族間の対立をなくすためにも植樹を進めようとした。そして植樹活動に参加する女性たちを見て
「女性たちは木を植えるたびに、平和の種をまいている。」と女性たちの行動を称賛した。彼女の「環境保護を平和と民主主義、女性の人権問題とつなげてとらえるまなざしには学ぶ点が多い。
2005年に
毎日新聞の招きで来日しているが、その時、「もったいない」という日本語に感銘し、この言葉を世界に広めようと決意する。
そして演説で「もったいない」は
消費削減(リデュース)
再利用(リユース)
資源再利用(リサイクル)
修理(リペア)
の4つのRにつながるとし、「限りある資源を有効に使い、みんなで公平に分担すべきだ。そうすれば資源をめぐる争い、戦争は起きない」と訴え、その後、「もったいない」は国際語となる。
マータイさんは、大量生産、大量消費に慣れた私たちが忘れかけていた日本の伝統的な「ものを大切にする」価値観の大切さに気付かせてくれた。
親日家で知られ、3・11の震災後も日本にエールを送ってくださったマータイさんも
昨年9月25日に71歳で亡くなられた。
亡くなるまで希望と勇気を失わなかったマータイさんは、「私たちには、住んでいるこの世界を良くするために、できることが何かある。」
という素晴らしい言葉を残している。
今日は、皆さんとこの言葉を心に留めておきましょう。
ところでケニアの人口問題といえばもう一人皆さんに紹介したい人がいます。
それは、岸田袈裟さんというお方です。
岸田さんはかまどを使って多くの子供たちの命を救い、ケニアの人口問題に貢献している。
1991年にケニアにわたり、その後30年以上にわたり住民の衛星や健康面での
生活改善に尽くした。当時、ケニアの首都ナイロビから西へ400キロ離れた赤道直下のエンザロ村では、乳幼児が下痢やマラリヤで次々に死亡するため、母親は8人以上の子供を産むのが当たり前であった。岸田さんは、「子どもが死なないようにしなければ出生率は下がらないと考え、感染予防のために、故郷の岩手県遠野市で使われていた「かまど」を活用することを思いついたのです。
電気も水道もない村で「かまど」は水を熱湯消毒できることから、感染症や乳幼児死亡率を劇的に低下させることができた。子どもを失う不安から解放された親たちの間にやがて「かぞくけいかく」の考えが浸透し、子どもの数は一家庭3~5人に減少したということです。「かまど」がエンザロ村に拡がるには3カ月ぐらいかかったが、2003年にはケニア各地に拡がり、約10万世帯以上に「かまど」が設置され数100万人の人々が救われたということです。
岸田さんは、大学で学ばれた食物学科での知識や経験を生かして「台所からものを見て、どうしたら善くすることができるかを考えます。」と言っている。
困っている人への援助には、新しい施設やお金も必要だが、岸田さんのように、
人々が本当に困っていることや苦しんでいることを自分の目でよく見て、そのうえで自分に何ができるかよく考え、工夫や改善につないでいく生き方は、マータイさんの
「私たちには皆、住んでいるこの世界を良くするためにできることが何かある」という
考えと重なり、どうしても皆さんに知っていただきたかったので紹介しました。
マータイさんと岸田さんの生き方から何を学び、それをどう生かすかは、強酸化されたお一人お一人がご自身で探し求め、実践していただくことですが、私は私たちの日常生活で、水や食べ物、電灯など、エネルギーを大切にすることから、小さな取り組みから世界の人口増加問題や環境問題に貢献できると考えております。
私たち一人一人が自分のできることから「もったいない」精神で取り組んでいくことが大切かと考えています。
世界平和女性連合の皆さんは、日ごろの活動を通して世界の平和のために運動しておられると思いますが、今一度、家庭や地域の中で、女性として、母親として
地域の人間として家庭や地域の子供たちの育成に努めていただければありがたいと考えております。
この後、「ハチドリのひとしずく運動」のお話や、多文化共生の街づくりについてお話して終わる。時間がなかったこと、パワーポイントがうまく動かなかったので少し苦労した。参加者に申し訳なかった。
参考資料・・・月刊ハーストーロリー、ウィキペディア等、
2012年4月9日月曜日
第2回水井塾を開催しました
2012年4月1日 北長太第2集会所で
第2回水井塾を開催しました。
新年度が始まる忙しい日でしたが25名の方にご参加いただき、ほぼ満席の状態で開催できました。
うれしかったのは、この春、国際大学を卒業しこの日入社式を終えたばかりの井庵さんも駆けつけてくれ、私の隣に座ってパソコンを操作してくれたことです。大いに助かりました。
この日は、私からは、「鈴鹿型コミュニティスクールに懸けた思い」というタイトルでお話しさせていただきました。
そのあと、庄内小学校の松葉教頭先生から「地域ぐるみの教育を進めるにあたって」というテーマでご講演いただきました。
私の「鈴鹿型コミュニティスクール」については、
①子どもたちを取り巻く社会状況について
日本はリーマンショック以来、厳しい社会状況が続いており、現在も円高、デフレ等で苦しんでいるが、グローバルな世界経済の中で沈没するのではないかと心配する人もいること、さらに年明けからは、ホルムズ海峡の関係で原油が高騰しており大変な状況が続いている中で3,11震災からの復興を成し遂げなければならず、原発の問題も絡み復興には10年以上かかるといわれるほど長いスパンで取り組んでいく必要がある。・・・・そういった厳しい状況であること。
②暗い中にも一筋の光明があること
震災の中で被災地の人々は、忍従、献身、規律、団結、自己犠牲、共助、、互助
団結など、日本人の底力を示し、世界の人々から注目され高い評価を受けた。
その中で、子どもたちも友や家族を思いやり、ともに生きようとする優しい行動、勇気ある行動を示し、ボランティアで訪れた人々を感動させ、多くの大人たちに生きる勇気や共生社会を構築する事の大切さを教えてくれた事。そんなことなどから日本の将来に向けたビジョンやミッションを考えるには、次世代を担う子供の教育こそ第一に考えることが大切で、そこに一筋の光明があること。
③学校は、無力ではないが無限の力も持っていないこと
公立の小中学校は今一生懸命頑張っているが、学力の問題をはじめ、いじめ、不登校、生徒指導、さらには環境教育、食育等課題が山積していることなど、学校における課題解決のハードルが年々高く、複雑化していること、加えて少子化の中で親の学校への期待が過剰ともとれるくらい高まっていること。そのことが時には学校に対する理不尽な要望といった形で表れる場合もあること。
当然のことではあるが学校は何をやるにしても、結果責任は問われるし、一つ一つ説明責任を問われます。
そんな状況の中で学校は、自分たちだけで課題を囲い込み頑張ろうとせず、むしろ
学校のおかれている現状や課題を明らかに示し、地域の方々と共に考え、地域の方々の力を借りながら、よりしなやかで身の丈に合った教育環境を構築していくことが必要であること。
④これからの学校は、地域との連携をより強く、深く広げていくことが必要である。
鈴鹿市は、このような考えのもとに平成17年から市全体で「学びのネットワーク」と
「安全安心のネットワーク」の取り組みを進めてきた。
「学びのネットワーク」づくりでは、行政としては、国や県、市の理解と協力で少人数教育に努めてきたこと、その結果、現在小学校1,2年生では30人学級が96%、小学校3年生から6年生では35人学級が98%、中学校での35人学級は100%となっている。このことで先生方はきめ細やかな指導ができるようになっているが、
さらに、これに加え、地域の皆さん方に学習ボランティアとして学習補助・支援をいただくようにしてきた。このほか、読み聞かせなどで、現在、1000名を超える方々にご参加いただいている。
このほか、子どもたちに学ぶ意欲や将来に向けて自分の夢を持ってほしいということで、「鈴鹿夢工房~達人に学ぶ」という事業も立ち上げ、その道一筋の人生の達人45名くらいの方々に学校のほうにお越しいただき、出前授業をしていただいている。平成14年からは、市内のロータリークラブの皆様方の発案で「おじさん先生」
の事業を立ち上げていただき、市内の中学校に出前授業を実施していただいている。この事業は、中学校の職場体験学習と連動させることにより、キャリア教育の充実に貢献していただいております。
一方「安全安心のネットワーク」づくりは、平成17年の5月に市長さんが中心になっていただいて鈴鹿市青少年対策推進本部を立ち上げていただき、子どもの健全育成と安全対策をこれまでのように教育委員会だけでなく、市全体で行政と地域住民が一体となった取り組みを進めていただくようになりました。
はじめは、教育委員会の7台の青色パトロールカーで始めた取り組みでしたが、今では、市内すべての小学校にパトロール隊が編成され4500名以上の市民の方々に
御世話になっております。青パトは市内全体で89台にまで増えました。
今は振り返って感謝の気持ちでいっぱいです。
時代認識というか、社会の流れをとらえ、子どもたちの幸せを願い、子どもたちの視点からあるべき教育環境を求め、地域の人々とともに築く鈴鹿の教育を手さぐりで求め、探ってきた中で、平成18年12月に教育基本法が改正されました。
その13条で「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」がうたわれ、子どもの教育を保護者や地域住民と一緒に進めていく教育理念に基づく学習指導要領
の改定も行われました。また、同法17条に基づき、国では「教育振興基本計画」が作成され、それに基づき、「学校支援地域本部事業」が立ち上がるとともに、地方自治体においても「教育振興基本計画」を作成する事となりました。
私たちは、これまで進めてきた「学びのネットワーク」と「安全安心のネットワーク」の取り組みをベースに、国の「学校支援地域本部事業」を活用し、地域の方々に学校を支援していただくシステム作りに取り組み、22年にはすべての小中学校で「学校支援地域本部事業」に参加することになりました。
合わせて、平成21年11月から2年がかりで教育振興基本計画」の作成に取り掛かり、平成23年3月には「鈴鹿市教育振興基本計画」を策定発行することができました。
教育振興基本計画では、今後の鈴鹿の教育で大切にしていきたいことを坂本竜馬
の「船中八策」にちなんで「鈴鹿五策」と定めました。
ちなみに鈴鹿五策は、♢「少人数教育の推進」♢「キャリア教育の推進」♢外国人児童生徒教育の推進」♢特別支援教育の推進♢地域ぐるみの教育の推進」と定め、特に「地域ぐるみの教育の推進」については、これまで7年間の「学びのネットワーク」と「安全安心のネットワーク」に関する学校や地域の皆様方の努力と実践の積み重ねを基盤に「住民参加の学校づくり」「新しい公共型の学校づくり」に発展させることといたしました。つまり、これからの学校づくりにおいては、地域の皆さんの声を生かせるように、より開かれた学校になるように「鈴鹿型コミュニティスクール」をすべての学校で実施する事としたのであります。
具体的な取り組みとしては、平成23年3月に「鈴鹿市立学校の管理に関する規則」を改正し、市内すべての学校に「学校運営協議会」を設置した。
各学校では、年度当初の「学校運営協議会」で学校長が学校経営計画や学校運営方針を提示し、運営委員の方々と十分熟議し、目指す学校像、ビジョンやミッションを共有することから始めていただくことになります。また、年間何回か開催される
その後の学校運営協議会では、特別な行事を計画するなど無理な計画を立てるのではなく、子どもの学力問題や、生活習慣、体力づくり、登下校中の安全対策等、
日常の具体的な課題について気軽に話し合っていただくことから始めていただき、
学校長がこの問題については、深く掘り下げて追及してほしいと提案があったときや、委員の皆さんが重要と思っていただいた課題についてはしっかり話し合っていただく、いわゆる熟議をしていただくことが慣用かと考えております。そのためには、委員の方々にはときには授業参観をしていただいたり、またときには先生方とも気楽にフリートーキングをしていただくことも有効な手法かとも思っています。
コミュニティスクールで大切なことは、これまでのように一方的に地域の方々に学校支援をしていただくだけでなく、学校側が地域の方々の支援でつけた学校力を生かして今度は学校が地域に貢献することも大切なことと考えております。
地域の行事や、地域の美化運動等に、さらには防災活動等に学校が地域に貢献できる内容はいろいろと考えられます。ぜひ学校と地域、地域と学校が双方向の連携が出来るようになるといいと考えております。そして、年度末の「学校運営協議会」では「学校の自己評価活動」や「保護者地域住民へのアンケート活動」を通して共に学校運営を進めてきた立場や視点から運営協議会としても評価活動に取り組んでいただくことになります。
繰り返しますが、コミュニティスクールの取り組みは「特別な行事」に取り組むのではなく、学校の日々の取り組みについて「よく見つめる」「課題を掘り起こす」「課題を改善する」「良いところを伸ばす」そういった視点で取り組んでいただければよいのです。
そして、何よりもしっかり押さえておいていただきたいことはこの取り組みのベースにあるのは、先生方ご自身のしっかりとした平素の取り組みと、職員会議であるということです。そこのところを基にして「学校運営委員会」という開かれた土俵の上で、保護者や地域の方々としっかり熟議をしていただき、すばらしい気づきの中から「学校教育活動の改善」に取り組んでいただくことを願っております。
最後に、鈴鹿市ですべての学校が「鈴鹿型コミュニティスクール」に取り組んでいただいたのは、決してパフォーマンスでやったことではなく、過去7年間の実践と検証を基づいていることと、義務教育の三原則、「無償、機会均等、一定の水準」に基づき、モデル校だけでなく、どこの学校でも取り組むことにしたのであります。
子の取り組みが学校の先生方や保護者そして地域住民の皆様方の深いご理解とご支援により、時間をかけて鈴鹿の子どもたちのために充実発展していくことを心より願っております。
この後、松葉先生からは、庄内小学校の具体的な実践について発表していただきました。
ここでは講演の要点を紹介します。
学校運営協議会の組織概要
学校運営委員の選出
学校運営協議会の意義と活動内容
学校運営協議会の啓発活動
中1ギャップの解消に向けての取り組み
庄内ホットディの取り組み
学校運営協議会たよりの発行
地域コーディネーターの選出と仕事内容
学校支援ボランティア活動の啓発
コーディネーターとボランティアとの打ち合わせ
実際のボランティア活動の実例
ボランティアと先生との交流
学校から地域への貢献
ボランティアさんへの感謝状を子どもたちから
学校の先生方が夏休み地域のラジオ体操指導に
学校の先生方や子どもたちが地域の桜祭りに参加
総合的学習や夏休みに地域の老人ホームを訪問し、
老人の方々と交流する
学校の運動会に地域の老人ホームの方々をご招待する
今、庄内小学校では、ネットワーク作りが拡大充実し、
ボランティアの数が増加している
支援内容が充実してきている。
教育環境が充実してきている
先生方が子どもと接する時間が確保できる
などなど素晴らしい成果が表れており、参加者全員が庄内小の取り組みに感動し、自分たちの学校でも鈴鹿型コミュニティスクール」に取り組んでいこうという気持ちになりました。
参加者からもたくさん意見が出て活発に話し合ったのですが、とりあえずここまでといたします。
次回は5月19日から21日の中で開催を計画しています。
スリランカの報告もしたいと考えております。
ぜひ一人でも多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
第2回水井塾を開催しました。
新年度が始まる忙しい日でしたが25名の方にご参加いただき、ほぼ満席の状態で開催できました。
うれしかったのは、この春、国際大学を卒業しこの日入社式を終えたばかりの井庵さんも駆けつけてくれ、私の隣に座ってパソコンを操作してくれたことです。大いに助かりました。
この日は、私からは、「鈴鹿型コミュニティスクールに懸けた思い」というタイトルでお話しさせていただきました。
そのあと、庄内小学校の松葉教頭先生から「地域ぐるみの教育を進めるにあたって」というテーマでご講演いただきました。
私の「鈴鹿型コミュニティスクール」については、
①子どもたちを取り巻く社会状況について
日本はリーマンショック以来、厳しい社会状況が続いており、現在も円高、デフレ等で苦しんでいるが、グローバルな世界経済の中で沈没するのではないかと心配する人もいること、さらに年明けからは、ホルムズ海峡の関係で原油が高騰しており大変な状況が続いている中で3,11震災からの復興を成し遂げなければならず、原発の問題も絡み復興には10年以上かかるといわれるほど長いスパンで取り組んでいく必要がある。・・・・そういった厳しい状況であること。
②暗い中にも一筋の光明があること
震災の中で被災地の人々は、忍従、献身、規律、団結、自己犠牲、共助、、互助
団結など、日本人の底力を示し、世界の人々から注目され高い評価を受けた。
その中で、子どもたちも友や家族を思いやり、ともに生きようとする優しい行動、勇気ある行動を示し、ボランティアで訪れた人々を感動させ、多くの大人たちに生きる勇気や共生社会を構築する事の大切さを教えてくれた事。そんなことなどから日本の将来に向けたビジョンやミッションを考えるには、次世代を担う子供の教育こそ第一に考えることが大切で、そこに一筋の光明があること。
③学校は、無力ではないが無限の力も持っていないこと
公立の小中学校は今一生懸命頑張っているが、学力の問題をはじめ、いじめ、不登校、生徒指導、さらには環境教育、食育等課題が山積していることなど、学校における課題解決のハードルが年々高く、複雑化していること、加えて少子化の中で親の学校への期待が過剰ともとれるくらい高まっていること。そのことが時には学校に対する理不尽な要望といった形で表れる場合もあること。
当然のことではあるが学校は何をやるにしても、結果責任は問われるし、一つ一つ説明責任を問われます。
そんな状況の中で学校は、自分たちだけで課題を囲い込み頑張ろうとせず、むしろ
学校のおかれている現状や課題を明らかに示し、地域の方々と共に考え、地域の方々の力を借りながら、よりしなやかで身の丈に合った教育環境を構築していくことが必要であること。
④これからの学校は、地域との連携をより強く、深く広げていくことが必要である。
鈴鹿市は、このような考えのもとに平成17年から市全体で「学びのネットワーク」と
「安全安心のネットワーク」の取り組みを進めてきた。
「学びのネットワーク」づくりでは、行政としては、国や県、市の理解と協力で少人数教育に努めてきたこと、その結果、現在小学校1,2年生では30人学級が96%、小学校3年生から6年生では35人学級が98%、中学校での35人学級は100%となっている。このことで先生方はきめ細やかな指導ができるようになっているが、
さらに、これに加え、地域の皆さん方に学習ボランティアとして学習補助・支援をいただくようにしてきた。このほか、読み聞かせなどで、現在、1000名を超える方々にご参加いただいている。
このほか、子どもたちに学ぶ意欲や将来に向けて自分の夢を持ってほしいということで、「鈴鹿夢工房~達人に学ぶ」という事業も立ち上げ、その道一筋の人生の達人45名くらいの方々に学校のほうにお越しいただき、出前授業をしていただいている。平成14年からは、市内のロータリークラブの皆様方の発案で「おじさん先生」
の事業を立ち上げていただき、市内の中学校に出前授業を実施していただいている。この事業は、中学校の職場体験学習と連動させることにより、キャリア教育の充実に貢献していただいております。
一方「安全安心のネットワーク」づくりは、平成17年の5月に市長さんが中心になっていただいて鈴鹿市青少年対策推進本部を立ち上げていただき、子どもの健全育成と安全対策をこれまでのように教育委員会だけでなく、市全体で行政と地域住民が一体となった取り組みを進めていただくようになりました。
はじめは、教育委員会の7台の青色パトロールカーで始めた取り組みでしたが、今では、市内すべての小学校にパトロール隊が編成され4500名以上の市民の方々に
御世話になっております。青パトは市内全体で89台にまで増えました。
今は振り返って感謝の気持ちでいっぱいです。
時代認識というか、社会の流れをとらえ、子どもたちの幸せを願い、子どもたちの視点からあるべき教育環境を求め、地域の人々とともに築く鈴鹿の教育を手さぐりで求め、探ってきた中で、平成18年12月に教育基本法が改正されました。
その13条で「学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力」がうたわれ、子どもの教育を保護者や地域住民と一緒に進めていく教育理念に基づく学習指導要領
の改定も行われました。また、同法17条に基づき、国では「教育振興基本計画」が作成され、それに基づき、「学校支援地域本部事業」が立ち上がるとともに、地方自治体においても「教育振興基本計画」を作成する事となりました。
私たちは、これまで進めてきた「学びのネットワーク」と「安全安心のネットワーク」の取り組みをベースに、国の「学校支援地域本部事業」を活用し、地域の方々に学校を支援していただくシステム作りに取り組み、22年にはすべての小中学校で「学校支援地域本部事業」に参加することになりました。
合わせて、平成21年11月から2年がかりで教育振興基本計画」の作成に取り掛かり、平成23年3月には「鈴鹿市教育振興基本計画」を策定発行することができました。
教育振興基本計画では、今後の鈴鹿の教育で大切にしていきたいことを坂本竜馬
の「船中八策」にちなんで「鈴鹿五策」と定めました。
ちなみに鈴鹿五策は、♢「少人数教育の推進」♢「キャリア教育の推進」♢外国人児童生徒教育の推進」♢特別支援教育の推進♢地域ぐるみの教育の推進」と定め、特に「地域ぐるみの教育の推進」については、これまで7年間の「学びのネットワーク」と「安全安心のネットワーク」に関する学校や地域の皆様方の努力と実践の積み重ねを基盤に「住民参加の学校づくり」「新しい公共型の学校づくり」に発展させることといたしました。つまり、これからの学校づくりにおいては、地域の皆さんの声を生かせるように、より開かれた学校になるように「鈴鹿型コミュニティスクール」をすべての学校で実施する事としたのであります。
具体的な取り組みとしては、平成23年3月に「鈴鹿市立学校の管理に関する規則」を改正し、市内すべての学校に「学校運営協議会」を設置した。
各学校では、年度当初の「学校運営協議会」で学校長が学校経営計画や学校運営方針を提示し、運営委員の方々と十分熟議し、目指す学校像、ビジョンやミッションを共有することから始めていただくことになります。また、年間何回か開催される
その後の学校運営協議会では、特別な行事を計画するなど無理な計画を立てるのではなく、子どもの学力問題や、生活習慣、体力づくり、登下校中の安全対策等、
日常の具体的な課題について気軽に話し合っていただくことから始めていただき、
学校長がこの問題については、深く掘り下げて追及してほしいと提案があったときや、委員の皆さんが重要と思っていただいた課題についてはしっかり話し合っていただく、いわゆる熟議をしていただくことが慣用かと考えております。そのためには、委員の方々にはときには授業参観をしていただいたり、またときには先生方とも気楽にフリートーキングをしていただくことも有効な手法かとも思っています。
コミュニティスクールで大切なことは、これまでのように一方的に地域の方々に学校支援をしていただくだけでなく、学校側が地域の方々の支援でつけた学校力を生かして今度は学校が地域に貢献することも大切なことと考えております。
地域の行事や、地域の美化運動等に、さらには防災活動等に学校が地域に貢献できる内容はいろいろと考えられます。ぜひ学校と地域、地域と学校が双方向の連携が出来るようになるといいと考えております。そして、年度末の「学校運営協議会」では「学校の自己評価活動」や「保護者地域住民へのアンケート活動」を通して共に学校運営を進めてきた立場や視点から運営協議会としても評価活動に取り組んでいただくことになります。
繰り返しますが、コミュニティスクールの取り組みは「特別な行事」に取り組むのではなく、学校の日々の取り組みについて「よく見つめる」「課題を掘り起こす」「課題を改善する」「良いところを伸ばす」そういった視点で取り組んでいただければよいのです。
そして、何よりもしっかり押さえておいていただきたいことはこの取り組みのベースにあるのは、先生方ご自身のしっかりとした平素の取り組みと、職員会議であるということです。そこのところを基にして「学校運営委員会」という開かれた土俵の上で、保護者や地域の方々としっかり熟議をしていただき、すばらしい気づきの中から「学校教育活動の改善」に取り組んでいただくことを願っております。
最後に、鈴鹿市ですべての学校が「鈴鹿型コミュニティスクール」に取り組んでいただいたのは、決してパフォーマンスでやったことではなく、過去7年間の実践と検証を基づいていることと、義務教育の三原則、「無償、機会均等、一定の水準」に基づき、モデル校だけでなく、どこの学校でも取り組むことにしたのであります。
子の取り組みが学校の先生方や保護者そして地域住民の皆様方の深いご理解とご支援により、時間をかけて鈴鹿の子どもたちのために充実発展していくことを心より願っております。
この後、松葉先生からは、庄内小学校の具体的な実践について発表していただきました。
ここでは講演の要点を紹介します。
学校運営協議会の組織概要
学校運営委員の選出
学校運営協議会の意義と活動内容
学校運営協議会の啓発活動
中1ギャップの解消に向けての取り組み
庄内ホットディの取り組み
学校運営協議会たよりの発行
地域コーディネーターの選出と仕事内容
学校支援ボランティア活動の啓発
コーディネーターとボランティアとの打ち合わせ
実際のボランティア活動の実例
ボランティアと先生との交流
学校から地域への貢献
ボランティアさんへの感謝状を子どもたちから
学校の先生方が夏休み地域のラジオ体操指導に
学校の先生方や子どもたちが地域の桜祭りに参加
総合的学習や夏休みに地域の老人ホームを訪問し、
老人の方々と交流する
学校の運動会に地域の老人ホームの方々をご招待する
今、庄内小学校では、ネットワーク作りが拡大充実し、
ボランティアの数が増加している
支援内容が充実してきている。
教育環境が充実してきている
先生方が子どもと接する時間が確保できる
などなど素晴らしい成果が表れており、参加者全員が庄内小の取り組みに感動し、自分たちの学校でも鈴鹿型コミュニティスクール」に取り組んでいこうという気持ちになりました。
参加者からもたくさん意見が出て活発に話し合ったのですが、とりあえずここまでといたします。
次回は5月19日から21日の中で開催を計画しています。
スリランカの報告もしたいと考えております。
ぜひ一人でも多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
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