2011年12月19日月曜日

日本語ボランティアシンポジュウムにパネラーで参加してきました

12月3日、名古屋国際センターで開催された日本語ボランティアシンポジュウム2011「日本でいきていく」にパネラーとして参加してきました。当日は「岩手大学松岡洋子準教授から、「海外における移民の言語政策ー共通言語構築を目指してー」のテーマで基調講演がありました。講演内容は、ヨーロッパ各国やアジアの国々の移民政策についてのもので、大変興味深く聴かせていただきました。もちろん大いに参考になりました。
第3部のパネルデスカッション「外国人ではなく、同じ住民として」で、センターの近藤公彦さんのコーディネートのもとに「かすがいふれあい教室」の安藤桂子さんと犬山のシェイクハンズの松本里見さんとパネルデスカッションをしてきました。
安藤さんや松本さんからは、それぞれの地域で、献身的にしかも創造的、総合的に外国人の方々の受け入れ対策、日本語指導等を展開しておられる様子について発表され、感動しました。
私からは、鈴鹿市の20年前からの外国人がすこしずつ増えたきた様子と対策、さらには数年前から市として総合計画に多文化共生社会の構築について位置づけ、、日本語指導等子どもたちの教育環境を整えてきたことなどについて報告させていただきました。
さらに、地域での多文化共生の取り組みの進んでいる牧田地区の取り組みを紹介するとともに、重要なことは、外国人市民との多文化共生の社会を構築するには、日本の国や各自治体による
基盤整備が欠かせなく、そのうえで車の両輪の
ごとく市民によるボランティア活動が活発に展開される
ことが望ましい姿であることを訴えてまいりました。
鈴鹿市からは、私以外どなたも参加していませんでした
それに比べ、文部科学省からは、、担当者の植村係長
さんが参加していてくださり、、心強く感じました。
発表の機会を与えていただいた国際センターの近藤さんに
感謝するとともに、愛知県のネットワークの広がりに
改めて感服いたしました。犬山市のシェイクハンズの取り組みの中には、共感を覚える内容が多く、今後、連携を図っていきたいと強く感じました。



2011年12月4日日曜日

一宮地区社会福祉協議会で講演

11月20日、地元、長太公民館で
一宮地区社会福祉協議会主催の民生委員さん
を中心としたボランティアの皆さん方を対象に
「地域と子ども」というテーマで約1時間講演させて
いただきました。地元では、初めての公演で緊張
しましたが、皆さん方が熱心に聴いてくださったので
気持ちよくお話しできました。
主な講演内容
日ごろの見守り活動
読み聞かせ
学習ボランティア
環境ボランティア活動へのお礼
3,11以後の日本の国の厳しい状況
次世代を担う子供の教育の重要性
地域の大人が地域の子供の育成にかかわることの意義
生涯学習の視点から見た地域活動の意義
私達が7年間取り組んできた市民ぐるみの教育環境づくりの経過と狙い
そしてそこから発展させた鈴鹿型コミュニティスクールについて
最後に人間の幸せについてお話してきました。





教育功労賞をいただきました

平成23年11月18日
三重県教育委員会より教育功労賞を
いただきました。
学習支援ボランティアや夢工房を通じて
学びのネットワークづくりに取り組むとともに、
安全安心のネットワークづくりを整備し、
鈴鹿型コミュニティスクールの推進体制を
確立したこと、早稲田大学と提携を結び
日本語教育推進システムを構築し、
外国人児童生徒の学力保障と
多文化共生教育を推進したこと、
さらに、特別支援教育の分野で
インクルーシブな教育環境づくりを目指し、
教育と医療と福祉が一体となった
途切れえない支援体制の確立に努めたことを
評価していただきました。
当日は、三重県総合文化会館大ホールで
三重県内の各自治体の4教育委員さんや
校長先生方の三重の教育談義の研修会の前に
式典をしていただき増した。
地元ケーブルテレビからも取材いただき、
改めて、これまでともに取り組みを進めていただきました、
学校の先生方や事務局の皆さん、そしてボランティアで参加
いただいた市民の皆様方に心から感謝のコメントを述べさせていただきました。